横浜市南区の放課後等デイサービス「ひとつぼし」|子どもがかんしゃくを起こしたら?実例から学ぶ気持ちを受け止める療育

ブロック遊び中のかんしゃく対応

こんにちは。横浜市南区にある放課後等デイサービス「ひとつぼし」です。

今日のブログは、いつもひとつぼしにお子さまを送り出してくださる保護者の皆様、そして「家や学校でお子さまがかんしゃくを起こしたとき、どう対応していいか分からずイライラしてしまう…」「お友だちとトラブルになったとき、言葉でうまく気持ちを伝えられない」と、日々の集団生活や家庭での関わりに悩んでいらっしゃる保護者様にご覧になってほしい内容です。

ひとつぼしでは、子どもたちが自分の気持ちを整理し、次の行動へ進む力を育てることを大切にしています。

日々の子育ての中で、お子さまが突然大声をあげたり、涙を流したりする「かんしゃく」への対応は、決して簡単なことではありませんよね。
療育の現場における対応は、「教える」のではなく、「子どもの気持ちを受け止める」ことから始まります。

今回は、ひとつぼしの教室での実際のトラブル事例を通じて、感情を上手にコントロールするためのステップをご紹介します。

お家のリビングや外出先でお子さまがパニックになってしまったとき、驚くほどスムーズに落ち着ける「魔法の声かけと環境づくりのヒミツ」も合わせてお届けしますので、ぜひ最後まで参考にしてくださいね。

かんしゃくは困った行動ではなく、自分の気持ちを伝える成長の途中です

子どもが「いやだ!」と怒る背景には、思い通りにいかなかった悔しさや、わかってほしいという切実な気持ちが隠れています。ひとつぼしでは、無理に叱るのではなく、まずは安心できる環境でクールダウンを促し、スタッフが気持ちを代弁して寄り添うことで、実際の体験を通じて自然と社会性を育むソーシャルスキルトレーニング(SST)を実践しています。

ひつとぼしでの実際の支援例:ブロック遊びのトラブルから

ある日のひとつぼしの教室での出来事です。

ブロック遊びの中で、「それ使いたかったのに!」とお友だちが大きな声をあげて、ほかのお友だちに怒りをぶつけました。

ひとつぼしの工夫:

スタッフはすぐに叱ったり止めたりせず、まずは怒っているお子さまの気持ちに寄り添うように声をかけました。

「そうだね、そのブロック使いたかったんだね」

お互いの気持ちをスタッフが受け止め、お子さまの表情が少し落ち着いたところで、次のステップへ促します。

「どうしたら、2人が一緒に遊べるかな?」

教室での仕掛け:

スタッフが仲立ちをすると、お子さまは「これをつくったら交代しようか?」と自らアイデアを出してくれました。

そのあと、2人でルールを決めながら遊びを再開。

このトラブルをきっかけに、その後はスタッフが間に入らなくても、自然とお友だちにペースを合わせられるようになりました。

かんしゃくによる怒りイメージ

感情をコントロールする!かんしゃく対応の3つのステップ

ひとつぼしでは、感情が大きく揺れ動いたお子さまに対して、以下の3つのステップで丁寧に関わっています

1. まず“落ち着ける環境”を確保する

【こんなサインが見られるお子さまに:興奮すると周囲の音が耳に入らなくなったり、その場から動けなくなってしまうタイプ】

教室での仕掛け:
興奮している状態でどれだけ正しい正論を伝えても、脳に言葉は届きません。まずは刺激の少ない静かな場所に移動し、本人のペースでゆったりとクールダウンできるように安心のスペースを確保します。

2. 気持ちを丁寧に代弁する

【こんなサインが見られるお子さまに:自分の悔しさや悲しさをうまく言葉にできず、手が出たり叫んだりしてしまうタイプ】

ひとつぼしの工夫:
「イヤだったな」「思い通りにいかなかったね」と、お子さまが心の中で感じているモヤモヤを、スタッフが優しい言葉にして代弁します。大好きな大人に「わかってもらえた」という絶対的な安心感が、昂った感情を鎮める一番の特効薬になります。

3. 次の行動を一緒に考える

【こんなサインが見られるお子さまに:気持ちは落ち着いたけれど、次にどう行動すればお友だちと仲直りできるか迷ってしまうタイプ】

教室での仕掛け:
心がすっきりと落ち着いたタイミングで、「どうしたかった?」「次はどうする?」と、前向きな解決策を一緒に考えます。このプロセスを日常の遊びや活動の中で自然に繰り返し体験させます。

このプロセスを日常の遊びや活動の中で自然に体験させるのが、ひとつぼしのSST(ソーシャルスキルトレーニング)の特徴です。

「教える」よりも「実際の場面で体験させる」支援を

ひとつぼしでは、特別なカードや机の上のロールプレイだけで終わらせるのではなく、毎日の遊びやスタッフ・お友だちとのリアルな関わりの中で社会的スキルを育てることを大切にしています。

子どもたちは、実際のトラブルの場面で「ありがとう」「ごめんね」「どうぞ」といった生きた言葉を交わしながら、少しずつ感情の調整能力としなやかな社会性を身につけていきます。

お家で同じような場面があったときも、どうか焦らずに、お子さまが少しでも落ち着けたり、気持ちを切り替えられたら「自分の気持ちを伝えられたね」「お話ししてくれてありがとう」と、小さなプロセスを言葉にしてたくさん褒めてあげてください。その受容の積み重ねこそが、子どもたちの自己肯定感を力強く支えていきます。

かんしゃく対応のQ&A

いいえ。かんしゃくは「困らせる行動」ではなく、感情を表すサインです。まずは落ち着ける環境を整え、気持ちを受け止めることが優先です。

スタッフは「イヤだったね」「思い通りにいかなかったね」など、子どもの感情を言葉にして整理しながら声かけを行います。これにより子どもは自分の気持ちを理解しやすくなります。

はい。家庭でも落ち着ける環境を作り、子どもの気持ちを言葉で代弁してあげることが大切です。焦らず、一緒に気持ちを整理する時間を持つことが有効です。

ひとつぼしでは、特別な教材やロールプレイを使わず、毎日の遊びや関わりの中で自然に体験させることを重視しています。

保護者の方へのメッセージ

かんしゃくは「困った行動」ではなく、「気持ちの表し方の途中段階」です。
子どもが感情を言葉で伝えられるようになるまで、時間がかかることもあります。

療育の現場でも、家庭でも、「わかってもらえた」「気持ちを受け止めてもらえた」という経験が、次の一歩につながります。

焦らず、少しずつ一緒に練習していきましょう。
ひとつぼしでは、ご家庭と連携しながらお子さまの成長をサポートしています。

悩みを一人で抱え込まず、ぜひ一度見学・体験教室にご参加ください。スタッフ一同、心よりお待ちしています。

📞 お問い合わせ・見学のご案内

児童発達支援・放課後等デイサービス ひとつぼし
所在地:神奈川県横浜市南区蒔田
電話番号:045-325-8082

体験・見学をご希望の方は、お電話またはホームページからお気軽にお問い合わせください。

小さな「できた」が、大きな自信へ。
お子さんとご家族の毎日に、あたたかい光が届きますように――
スタッフ一同、心よりお待ちしています。