療育現場でのかんしゃく対応|ひとつぼしの実例紹介(横浜市南区)

ブロック遊び中のかんしゃく対応

放課後デイサービス「ひとつぼし」の支援の考え方

放課後等デイサービスひとつぼしでは、子どもたちが“自分の気持ちを整理し、次の行動へ進む力”を育てることを大切にしています。
かんしゃくへの対応は、「叱る」や「抑える」ではなく、「気持ちを受けとめる」ことから始まります。

スタッフは、怒っている・泣いている子どもの表情や行動の背景に目を向け、「どうしてそうなったのか」「何を伝えたかったのか」を丁寧に読み取りながら関わります。

「いやだ!」という言葉の裏には、
「思い通りにいかなかった」「わかってほしい」という気持ちが隠れていることが多いのです。

実際の支援例:ブロック遊びのトラブルから

ある日のひとつぼし。
ブロック遊びの中で、「それ使いたかったのに!」とAさんが大きな声を上げ、Bさんに怒りをぶつけました。

スタッフはすぐに仲裁せず、まずAさんの気持ちに寄り添うように声をかけました。

「そうだね、Aさんも使いたかったんだね。」
「どうしたら、2人が一緒に遊べるかな?」

Aさんの表情が少し落ち着いたところで、スタッフが提案します。
「Bさんが今つくったら、次はAさんの番にしようか?」

そのあと、2人で順番を決めながら遊びを再開。
トラブルの後も、笑顔で「じゃあ次ね」と自然に言葉を交わせるようになりました。

かんしゃくによる怒りイメージ

かんしゃく対応の3つのステップ

1. まず“落ち着ける環境”を確保する

静かな場所に移動し、本人のペースでクールダウンできるようにします。

2. 気持ちを代弁する

「イヤだったね」「思い通りにいかなかったね」と、感情をことばにして整理します。

3. 次の行動を一緒に考える

「どうしたかった?」「次はどうする?」と前向きな行動へつなげます。

このプロセスを日常の遊びや活動の中で自然に体験させるのが、ひとつぼしのSST(ソーシャルスキルトレーニング)の特徴です。

「教える」より「体験させる」支援を

ひとつぼしでは、特別なカードやロールプレイではなく、毎日の遊びや関わりの中で社会的スキルを育てることを重視しています。

子どもたちは、実際の場面で「ありがとう」「順番ね」「どうぞ」といった言葉を交わしながら、少しずつ感情の調整や協調性を身につけていきます。

スタッフは「できたね」「伝えられたね」と小さな成功を言葉にして伝えることで、子どもの自己肯定感を支えています。

かんしゃく対応のQ&A

いいえ。かんしゃくは「困らせる行動」ではなく、感情を表すサインです。まずは落ち着ける環境を整え、気持ちを受け止めることが優先です。

スタッフは「イヤだったね」「思い通りにいかなかったね」など、子どもの感情を言葉にして整理しながら声かけを行います。これにより子どもは自分の気持ちを理解しやすくなります。

はい。家庭でも落ち着ける環境を作り、子どもの気持ちを言葉で代弁してあげることが大切です。焦らず、一緒に気持ちを整理する時間を持つことが有効です。

ひとつぼしでは、特別な教材やロールプレイを使わず、毎日の遊びや関わりの中で自然に体験させることを重視しています。

保護者の方へのメッセージ

かんしゃくは「困った行動」ではなく、「気持ちの表し方の途中段階」です。
子どもが感情を言葉で伝えられるようになるまで、時間がかかることもあります。

療育の現場でも、家庭でも、「わかってもらえた」「気持ちを受け止めてもらえた」という経験が、次の一歩につながります。

焦らず、少しずつ一緒に練習していきましょう。
ひとつぼしでは、ご家庭と連携しながらお子さまの成長をサポートしています。

悩みを一人で抱え込まず、ぜひ一度見学・体験教室にご参加ください。スタッフ一同、心よりお待ちしています。

📞 お問い合わせ・見学のご案内

児童発達支援・放課後等デイサービス ひとつぼし
所在地:神奈川県横浜市南区蒔田
電話番号:045-325-8082

体験・見学をご希望の方は、お電話またはホームページからお気軽にお問い合わせください。

小さな「できた」が、大きな自信へ。
お子さんとご家族の毎日に、あたたかい光が届きますように――
スタッフ一同、心よりお待ちしています。