工作で育む「やり抜く力」。新聞紙鉄砲プログラムに込めた支援の意図

ひとつぼしの養育プログラム

【リタリコブログ連動】
ただの「おもちゃ作り」で終わらせない工夫

こんにちは!横浜市南区にある放課後等デイサービス「ひとつぼし」です。

リタリコ発達ナビで公開した最新ブログ【狙いを定めて~!新聞紙鉄砲づくりに挑戦しました 】では、身近な材料を使って夢中で工作を楽しむ子どもたちの様子をご紹介しました。

新聞紙をギュッと丸めたり、割りばしを組み合わせたり。一見、どこの家庭でも見られるような工作風景ですが、ひとつぼしのプログラムには、お子さまの「微細運動(手先の器用さ)」や「自己効力感」を引き出すための、プロならではの視点が隠されています。

今回は、子どもたちの真剣な眼差しと、その裏側にある支援の意図についてお話しします。

仕掛け1:「自分でできた!」を守るための、そっと添える手

鉄砲作りには、新聞紙を固く細く丸めたり、輪ゴムをちょうど良い強さで留めたりと、指先の力加減が試される難しい工程がいくつもあります。

「自分でやりたい!」という意欲が強い時期だからこそ、私たちは無理に手助けはしません。でも、途中でうまくいかずに手が止まってしまった時、そこが私たちの出番です。

そっと手を添えて一緒に支えたり、工程を一つずつ指差しで確認したり。あきらめそうになった瞬間に「ここをこう持ってみようか」とヒントを出すことで、最後にはお子さま自身の力で完成させる。この「最後までやり抜いた!」という達成感が、次への自信(自己効力感)へと繋がります。

仕掛け2:発達段階に合わせた役割で、一人ひとりが主役に

ひとつぼしでは、小学生のお子さまと児童発達支援のお子さまが共に過ごしています。そのため、全員に同じことを求めるのではなく、個々の発達段階に合わせた「役割設定」を大切にしています。

小学生は全工程にじっくりと取り組み、小さなお子さまは弾作りをメインにするなど、難易度を調整(合理的配慮)しています。「わからない時はスタッフに質問する」「説明を最後まで座って聞く」といった小さなルールを守りながら、うまくいかなくても「もう一回!」とあきらめずに手を動かし続けるその姿。真剣な眼差しは、まるで小さな職人さんのようでした。

仕掛け3:遊びの中で育つ「社会性」と、一点を見つめる「注視力」

鉄砲が完成した後は、お待ちかねの的あて大会です。ここでも学びの種はたくさんあります。

「次は僕の番だよ」「当たった!すごいね!」 順番を守り、お友達の成功を一緒に喜ぶ。こうした集団の中でのやりとりは、楽しみながら学べる最高のソーシャルスキルトレーニング(SST)です。

また、的に向かってじっと狙いを定める動きは、目と手の協調運動を促し、一点を集中して見る「注視力」を高めます。長い時間、お友達と笑顔で遊びを共有できたことは、情緒の安定と社会性の大きな一歩だと私たちは感じています。

お子さまの「得意」や「集中力」を、一緒に見つけていきませんか

工作という創造的な時間を通じて、ひとつぼしは一人ひとりの特性に合わせた「粘り強さ」をサポートしています。

「手先を器用に使ってほしい」「何かに没頭できる時間を持ってほしい」 そんな想いをお持ちの保護者の皆様。

専門的な視点と、お子さまの個性を尊重する温かい眼差し。その両方を大切にしている「ひとつぼしの療育」を、ぜひ一度見にいらしてください。
2026年度のご利用を検討されている方の見学・ご相談も承っております。

📞 お問い合わせ・見学のご案内

児童発達支援・放課後等デイサービス ひとつぼし
所在地:神奈川県横浜市南区蒔田
電話番号:045-325-8082

体験・見学をご希望の方は、お電話またはホームページからお気軽にお問い合わせください。

小さな「できた」が、大きな自信へ。
お子さんとご家族の毎日に、あたたかい光が届きますように――
スタッフ一同、心よりお待ちしています。